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任意同行

読み方
にんいどうこう

任意同行とは

任意同行(にんいどうこう)とは、警察が捜査の一環として事件の関係者や容疑者に対して、任意で警察署や指定された場所に同行を求める行為を指します。

「任意同行」は法的に強制力を伴わず、同行を求められた人が拒否することも可能です。ただし、実際には拒否することが難しい状況が多い為、受け入れざるを得ないケースが多いのが現状です。

実際の任意同行の事例

任意同行は、特定の事件や事故が起きた際に警察が関係者に対して事情聴取を行うために行われます。

例えば、交通事故が発生した際、警察は事故現場に居合わせた観察者や被害者、加害者に対して「署まで来て話を聞かせてほしい」と任意同行を求めます。この場合、同行を求められた人が同意して警察署に赴き、事情を聴かれることになります。

一方で、犯罪捜査においても任意同行は頻繁に用いられます。窃盗事件や詐欺事件などで初期捜査が必要となる場合、警察は容疑者や目撃者に対して任意同行を求めることがあります。この際、同行を拒否されると捜査が難航するため、警察は説得することもあります。

任意同行に対する対策と注意点

任意同行に対してどう対応すべきか、一般市民にとっては非常に重要なポイントです。まず、自分の権利をしっかりと理解することが大切です。以下の点を念頭に置いて対応しましょう。

  • 任意同行はあくまで「任意」であり、拒否する権利があること。
  • 拒否することが不利に働かないか検討する。
  • 同行を求められた場合は、弁護士に相談する。
  • 同行中に自分の権利が侵害されないよう注意を払う。

任意同行を拒否する場合は、自分の立場や状況を冷静に判断し、必要ならば弁護士に相談することが賢明です。

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