トラブルに巻き込まれると、視野が狭くなり、一側面だけに固執しがちです。しかし、第三者である弁護士に相談することで、新たな視点を得ることができ、思いもよらない解決策が見つかることがあります。問題を異なる角度から捉えることで、新たなチャンスが生まれるのです。 弁護士の役割は、単に質問に答えることではありません。むしろ、クライアントご自身が本当に望んでいることを明確にし、その問いを深めていくことが重要です。「問いが決まれば答えは自ずと見えてくる」と言われるように、適切な問いを立てることで、解決策の方向性も定まります。 専門家と一緒に適切な「問い」を導き出す どのような「問い」を立てるかによって、導き出される答えは大きく変わります。「問い」を立てるところから弁護士が関与し、本質的な「問い」にしていくお手伝いができるのではないかと思います。単に表面的な問題にとらわれるのではなく、「どうありたいのか」という希望に基づいた「問い」を持つことこそが、真の問題解決への第一歩となるのです。 企業の皆様にとって、目の前の相談を解決するだけでなく、その先の成長や発展を見据えた「問い」を立てることが、今後の成功に繋がると確信しています。我々弁護士は、そのプロセスを共に考え、最良の未来を築くためのパートナーとして寄り添ってまいります。 代表弁護士 和氣 良浩