このページは、ご家族の物語/19歳女子大生が事故で頚髄損傷・四肢麻痺1級の実例を、賠償金の数字よりも「解決までの経緯」「ブライトの戦略」「ご本人・ご家族の道のり」を中心に記録したものです(守秘のため一部を匿名化しています)。
📝 この記事の3秒結論
- 19歳・自損事故同乗者・頚髄損傷四肢麻痺で後遺障害1級1号
- 一時金方式で総額約3.46億円、定期金賠償方式で逸失利益1.7億円超+将来介護費4.5億円超
- 前任弁護士から途中受任、家計収支表ベースで損害一覧表を再構成
- 再生医療(HAL・幹細胞点滴)の必要性・相当性を動画データで立証する戦略
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事故の概要とご家族の状況
19歳の女子大学生だったA様は、知人の運転する車の同乗者として走行中、自損事故に巻き込まれました。事故により頚髄を損傷し、首から下が完全麻痺(四肢麻痺)となり、自賠責保険の後遺障害1級(常時介護)の認定を受けました。
ご家族は、現在も24時間介護を続けながら、再生医療の可能性に望みを託し、A様の社会復帰を目指して歩み続けていらっしゃいます。
前任弁護士からブライトへの途中受任
ブライトへのご相談は、前任弁護士の対応に納得できないというところから始まりました。前任弁護士の作成した損害額一覧表を確認したところ、次のような問題点が見つかりました。
- 基礎収入が「月額約35万9,500円」と低く設定(A様は当時大学生でこれから働く予定だった)
- 介護用品の買い替え費用が計上されていない
- 自宅の自動車改造費が漏れている
- 大学の通学付添費の積算がない
これらは1級事案では数千万〜億単位の損害計上漏れに繋がる項目です。ブライトでは受任後すぐに家計収支表ベースで損害一覧表を再構成し、A様ご家族と一緒に「実際にいくらかかっているか/これからかかるか」を月単位で積み上げ直しました。
基礎収入の戦略:女子大卒全年齢賃金センサス
A様は事故当時大学2年生で、卒業後は一般企業就職を目指していました。逸失利益の基礎収入を「現実の収入なし」とすると、若年被害者にとって極めて不利になります。ブライトは:
- 基礎収入を女子大卒全年齢賃金センサス約451万円として主張
- 労働能力喪失期間は67歳までの48年間
- 逸失利益だけで1億7,000万円超の試算
前任弁護士の月額35万9,500円ベースから大幅増額の主張です。
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一時金方式と定期金賠償方式の併用
重度後遺障害案件では、一時金方式(一括払い)と定期金賠償方式(毎月の年金的給付)の選択が大きな論点になります。ブライトは両方を併用する委任契約書を新たに設計し、次の二段構えで主張しました。
- 一時金方式:将来介護費・治療費・自宅改造費等を一括計上で約3.46億円
- 定期金方式:逸失利益1.7億円超+将来介護費4.5億円超
定期金方式は、将来の物価変動や介護費単価上昇にも対応でき、被害者本人がご存命の間継続支給される利点があります。
再生医療の必要性・相当性を動画で立証
A様ご家族は、HAL(ロボットスーツ)リハビリや幹細胞点滴といった再生医療を継続されています。これらは保険適用外で1回数十万〜数百万円かかりますが、A様の身体機能改善が動画でも明確に確認できる事案でした。
ブライトは、リハビリ前後の動画データを証拠化し、「再生医療の必要性・相当性」を裁判所に伝える方針で進めています。
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社会への発信:外国人記者クラブでの会見
本件のような重度後遺障害事案は、社会的にも問題提起の意義があります。ご家族と相談の上、外国人記者クラブでの記者会見を企画し、再生医療へのアクセス問題・障害福祉の課題を社会に訴える活動も並行して行っています。
同じご家族へ
重度後遺障害のご家族にとって、弁護士選びは「将来の何十年もの生活を左右する」重大な決定です。前任弁護士の対応に少しでも違和感があれば、セカンドオピニオンとしてのご相談は無料でお受けします。
家計収支表のチェック、損害計上漏れの確認、定期金賠償の活用検討——すべて含めて、ご家族の「これから」を一緒に設計します。
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監修:松本 洋明 弁護士(弁護士法人ブライト パートナー弁護士)
弁護士歴15年(63期)・元損保側代理人・年間100件超の交通事故案件を担当。労災・交通事故の重度後遺障害事案で、ご家族・ご遺族側に立った代理人活動を多数手がける。本件もブライトの実際の解決事例(守秘のため一部を匿名化)。
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