交通事故の被害を弁護士に相談した時の解決までの流れやどのぐらいの期間がかかるのかを解説しています。
事故の規模や相談する弁護士の実力によっても変わりますが大きな事故であれば解決までに数年かかる事もあります。
ポイント
交通事故の示談交渉を弁護士に依頼すると賠償金の増額など様々なメリットがあります。
解決までの交渉もすべて弁護士が代わりに行うため、安心してご相談ください。
お問い合わせ・ご相談は無料です
(※お電話での対応は平日9:00~18:00となっております)
メールで無料相談を希望される方はこちらから
交通事故の弁護士相談から解決までの流れ
交通事故を弁護士に相談してから解決までの大まかな流れは次のようになります。
- お問い合わせ、事故についてヒアリング
- 弁護士相談
- 委任契約、代理人就任通知
- 治療完了
- 後遺障害申請
- 示談交渉
- 示談成立or訴訟or紛争処理センター
それぞれどのような事をするのか解説します。
お問い合わせ・ヒアリング
まずはLINEや電話、メールなどお好きな方法でお問い合わせください。
この時
- 事故の加害者か被害者か
- 弁護士費用特約は使えるか
- 物損事故か人身事故か
- どのような被害を受けたのか
などを事前に整理しておくと案内をスムーズに受けることが出来ます。
これらの情報が自分では分からなくても専門知識を持ったスタッフが丁寧にお聞きし
- 弁護士相談によるメリットがあるか
- これからどうするべきか
などをお伝えし、弁護士に依頼するメリットがある方には弁護士相談をおすすめします。
弁護士相談
弁護士に相談するメリットがあり、ご依頼を希望される方は無料の弁護士相談を行います。
ここで弁護士からより詳しく事故の状況や相談者の情報を聞くことで
- 勝ち取れる賠償金の目安
- 解決までの見通し
- 今後どうすればよいか
- 弁護士費用はどの程度か
などを弁護士から説明します。
委任契約・代理人就任通知
弁護士費用などの受任条件について納得いただけた場合、受任契約書にサインをいただき、委任契約が完了します。
相談したその場で契約を結ぶ必要はなく、一旦帰宅いただき家族や知人と相談した後に郵送で契約を結ぶことも出来ます。
弁護士と契約を行うと、相手側に代理人就任通知を送ります。
代理人就任通知を相手側が受け取るとそれ以降は相談者に代わって弁護士が相手側とやり取りをするため、相談者は怪我の治療に専念することが出来ます。
治療完了
必要に応じて弁護士から通院頻度などのアドバイスをしつつ入通院を行い、怪我の治療を行います。
医師の判断でこれ以上回復が見込めない症状固定の状態となると治療は完了し、残ってしまった症状に応じて次の後遺障害申請に進みます。
後遺障害申請
事故による怪我で残ってしまった後遺症が
- 自賠責保険の等級に該当する
- 労働能力が低下、あるいは喪失している
に該当すれば後遺障害等級が認定され、後遺障害慰謝料などの賠償金を請求することが出来ます。
どのような症状があるかを記載した後遺障害診断書などの書類で審査が行われるのですが、認定率は高いとは言えません。
交通事故に強い弁護士が適切にサポートすることで残った後遺症に見合う等級が認定される確率が高くなります。
示談交渉
後遺障害等級の認定を受けることが出来れば示談交渉です。
交通事故の賠償金には「自賠責基準」「任意保険基準」「弁護士基準」の三つの基準があり最も高額になるのが弁護士基準です。
弁護士による正当な主張があって初めて弁護士基準での慰謝料請求が可能となります。
示談成立or訴訟or紛争処理センター
無事に加害者側と示談が成立すれば賠償金を受け取り、弁護士費用の支払いをして解決となります。
ほとんどの案件が示談で解決するのですが、まれに加害者が条件に納得せずに示談が成立しないことがあります。
その場合は紛争処理センターや訴訟へと進むことになります。
紛争処理センター
紛争処理センターは正式名称を公益財団法人交通事故紛争処理センターといいます。
交通事故の示談についての紛争を解決するためにいくつかの業務を行っており、その中の一つに和解のあっ旋があります。
和解のあっ旋を申し込むとセンターの担当弁護士が被害者と加害者両方の話を聞いたうえで賠償金額などのあっ旋案を提示してくれます。
もしここでも和解が成立しない場合訴訟を起こし、裁判をすることになります。
訴訟
おおよそ10%の案件が訴訟に進みます。
訴訟を起こすということは裁判を起こすことになります。様々な書類をそろえ口頭弁論などを行います。
判決が出たあとでも不服申し立てをすることが出来ます。
交通事故を弁護士に相談した場合解決までにかかる時間
交通事故の被害を弁護士に相談した場合、事故の規模や弁護士に相談したタイミング次第ですが半年~3年程度の時間が解決までにかかります。
被害の大きさによる解決までの時間を大まかに紹介すると・・・
後遺障害無し | 半年~1年 |
後遺障害14級(むちうち) | 1年~1年半 |
死亡事故など被害の大きなもの | 1年半~3年 |
治療が終了した段階や後遺障害が認定された後に弁護士相談をした場合は相談~解決までにかかる時間は短くなります。
交通事故の被害にあったら弁護士に相談を
弁護士相談から解決までのステップと解決までにかかる時間を解説しました。
交通事故の被害者になった場合、弁護士に相談する事で
- 賠償金の増額
- 相手保険会社との交渉を代わりに行う
などのメリットが得られる可能性があります。
我々ブライトを始め、多くの弁護士事務所では交通事故被害者に対して無料相談を行っています。
専門のスタッフが丁寧に対応するのでお気軽にお問い合わせください。