このページは、ご本人の物語/センターラインオーバーで新車大破・過失0:100の実例を、賠償金の数字よりも「解決までの経緯」「ブライトの戦略」「ご本人・ご家族の道のり」を中心に記録したものです(守秘のため一部を匿名化しています)。
📝 この記事の3秒結論
- センターラインオーバー事故は過失0:100、新価特約で新車買替の交渉が可能
- 代車特約で「新車納車まで」対応させる交渉テクニック
- 同居家族の状況(母子家庭等)次第で主婦休業損害の主張軸が変わる
- チャイルドシート未装着同乗児の受任可否は慎重判断(過失相殺絡み)
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事故の概要
S様は女性で、お子様2名を乗せて新車(購入から間もない時期)を運転中、対向車線からセンターラインを越えて突っ込んできた相手方車両と正面衝突しました。過失割合は明らかに0:100(センターラインオーバー側が完全に悪い)。
新車は大破、修理不可能な状態。お子様2名はチャイルドシート未装着の状態で同乗していたものの、幸い大きな怪我はありませんでした。S様自身はむちうちを発症しました。
なぜブライトに依頼したか
事故直後の相手方任意保険会社の対応は誠実でしたが:
- 新車の修理費が全損認定で時価額(中古市場価格)しか出ない
- 下取額・残価ローン残債との関係で、ローン返済額が増えてしまう
- 代車対応は「修理期間中のみ」と限定的
- 子供たちのチャイルドシート未装着が後で問題になりそう
これらを整理してほしい、というご相談でした。
新価特約で新車買替
S様の自動車保険には新価特約(車両新価特約)が付帯されていました。新価特約は、購入から一定期間内(通常は新車登録から1年以内)に全損になった場合、同等仕様の新車購入費用が補償される特約です。
これを活用して:
- 修理ではなく新車買替を選択
- 新価特約から新車購入費用を満額補填
- 下取額・残債整理で発生したローン返済増加分への不満も整理
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代車特約で「新車納車まで」対応
新車の発注から納車まで通常2〜6ヶ月かかります。この期間中、S様は車なしでは生活できません(通勤・お子様の送迎等)。
ブライトでは、相手方保険会社に対して「新車納車までの代車対応」を交渉しました。代車特約の標準対応は「修理完了まで」が多いですが、本件のような新価特約絡みの新車買替では「納車まで」を主張する余地があります。
主婦休業損害の請求
S様は専業主婦のため、主婦休業損害の請求対象でした。ただし請求時に重要なのが同居家族の確認です。
- 夫と同居 → 夫+お子様の家事をしていた前提で主婦休損
- 母子家庭(離婚等)→ お子様の家事+自分の家事(家事の量は同居時より少なめ)
- 独身一人暮らし → 主婦休損の請求は限定的
本件では母子家庭の可能性があり、その場合に応じた主張組立てを準備しました。
チャイルドシート未装着同乗児の受任判断
お子様2名がチャイルドシート未装着だったことは、後で論点化する可能性がありました。
- 過失0:100の事故なので、お子様の過失相殺は基本的に問題にならない
- ただし、チャイルドシート未装着が「親の安全配慮義務違反」として論点化される可能性
- 幸い大きな怪我がなかったため、お子様分の受任は見送り、S様分のみ受任
怪我が重大ならお子様分も受任すべきですが、軽傷ならむやみに受任して論点を増やさない判断もあります。
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MRI未実施の論点
S様のむちうち治療では当初MRIが実施されていませんでした。後遺障害認定(特に12級認定狙い)にはMRI画像が重要なため、ブライトは主治医に「症状継続の場合はMRI撮影」を依頼するよう案内しました。
同じ立場の方へ
過失0:100のセンターラインオーバー被害でも、油断は禁物です。新価特約・代車特約・主婦休損・MRI実施タイミングなど複数の論点を適切に処理することで、最終的な手取りが大きく変わります。新車大破は精神的なショックも大きいですが、保険特約の組み合わせで「実質的に同等の生活」を取り戻すことが可能です。
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監修:松本 洋明 弁護士(弁護士法人ブライト パートナー弁護士)
弁護士歴15年(63期)・元損保側代理人・年間100件超の交通事故案件を担当。重度後遺障害事案、外国籍被害者対応、素因減額の争い、個人事業主の収入立証など複雑事案に多数の実績。本件もブライトの実際の解決事例(守秘のため一部を匿名化)。
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