このページは、ご本人の物語/センターラインオーバーで新車大破・過失0:100の実例を、賠償金の数字よりも「解決までの経緯」「ブライトの戦略」「ご本人・ご家族の道のり」を中心に記録したものです(本記事は複数の解決事案を再構成した解説記事です。登場人物の属性・金額・事故場所等は実際の事案と異なります)。
📝 この記事の3秒結論
- センターラインオーバー事故は過失0:100、新価特約で新車買替の交渉が可能
- 代車特約で「新車納車まで」対応させる交渉テクニック
- 同居家族の状況次第で主婦休業損害の主張軸が変わる
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事故の概要

ご依頼者は30代の女性で、小学校低学年のお子様1名を乗せて、購入から半年ほど経過した車を運転中、対向車線からセンターラインを越えて突っ込んできた相手方車両と正面衝突しました。過失割合は明らかに0:100(センターラインオーバー側が完全に悪い)。
車は大破、修理不可能な状態。お子様はジュニアシート未使用の状態で同乗していたものの、幸い大きな怪我はありませんでした。ご依頼者自身はむちうちを発症しました。
なぜブライトに依頼したか
事故直後の相手方任意保険会社の対応は誠実でしたが:
- 車の修理費が全損認定で時価額(中古市場価格)しか出ない
- 下取額・残価ローン残債との関係で、ローン返済額が増えてしまう
- 代車対応は「修理期間中のみ」と限定的
これらを整理してほしい、というご相談でした。
新価特約で新車買替
ご依頼者の自動車保険には新価特約(車両新価特約)が付帯されていました。新価特約は、購入から一定期間内(通常は新車登録から1年以内)に全損になった場合、同等仕様の新車購入費用が補償される特約です。
これを活用して:
- 修理ではなく新車買替を選択
- 新価特約から新車購入費用を満額補填
- 下取額・残債整理で発生したローン返済増加分への不満も整理
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代車特約で「新車納車まで」対応
新車の発注から納車まで通常2〜6ヶ月かかります。この期間中、ご依頼者は車なしでは生活できません(通勤・お子様の送迎等)。
ブライトでは、相手方保険会社に対して「新車納車までの代車対応」を交渉しました。代車特約の標準対応は「修理完了まで」が多いですが、本件のような新価特約絡みの新車買替では「納車まで」を主張する余地があります。
主婦休業損害の請求
ご依頼者は兼業主婦(パート勤務)のため、主婦休業損害の請求対象でした。ただし請求時に重要なのが同居家族の確認です。
- 配偶者と同居 → 配偶者+お子様の家事をしていた前提で主婦休損
- 一人親家庭 → お子様の家事+自分の家事(家事の量は、配偶者との同居時より少なめ)
- 独身一人暮らし → 主婦休損の請求は限定的
ご依頼者の同居家族の実情に応じて、主張の組立てを準備しました。
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MRI未実施の論点
ご依頼者のむちうち治療では当初MRIが実施されていませんでした。後遺障害認定(特に12級認定狙い)にはMRI画像が重要なため、ブライトは主治医に「症状継続の場合はMRI撮影」を依頼するよう案内しました。
同じ立場の方へ
過失0:100のセンターラインオーバー被害でも、油断は禁物です。新価特約・代車特約・主婦休損・MRI実施タイミングなど複数の論点を適切に処理することで、最終的な手取りが大きく変わります。車の大破は精神的なショックも大きいですが、保険特約の組み合わせで「実質的に同等の生活」を取り戻すことが可能です。
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監修:松本 洋明 弁護士(弁護士法人ブライト パートナー弁護士)
弁護士歴16年(63期)・元損保側代理人・年間100件超の交通事故案件を担当。重度後遺障害事案、外国籍被害者対応、素因減額の争い、個人事業主の収入立証など複雑事案に多数の実績。本記事は複数の解決事案をもとに再構成したものです(守秘のため属性・金額等を変更しています)。
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