このページは、ご家族の物語/同乗者2名(運転者+子)合計約120万円の示談の実例を、賠償金の数字よりも「解決までの経緯」「ブライトの戦略」を中心に記録したものです(本記事は複数の解決事案を再構成した解説記事です。登場人物の属性・金額・事故場所等は実際の事案と異なります)。
📝 この記事の3秒結論
- 同乗者2名同時受任で書類整備・通知・交渉を一本化
- 相手方本人(保険会社経由でない)からの直接振込での支払いも可
- 振込人名の変更依頼で入金確認をスムーズに
- 示談書には「追加請求発生なし」を明記
- 人傷保険金・自賠責の既払分を控除した最終請求額を明示
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事案の概要

ご依頼者様(運転者・父親)とご子息(同乗者)は、家族でご乗車中に被害事故に遭われました。相手方任意保険会社は相手方任意保険会社の担当者。ご家族2名ともに頚椎・腰椎捻挫等の人身被害を負い、ブライトに2名同時受任。最終的な交渉相手は相手方任意保険会社(相手方任意保険会社)と相手方本人(担当者)の2軸となりました。
ブライトへのご相談
ご依頼者様は事故発生から約1か月後にブライトへ委任。担当は松本弁護士。受任の論点:
- 同乗者2名同時受任の役割分担
- 過失割合の交渉
- 同乗者全員分の人傷・自賠責との損益相殺
- 最終示談額の交渉と支払いルートの確定
ステップ1:2名同時受任の役割分担
同乗者2名同時受任のメリット:
- 受任通知1通で2名分カバー
- 事故状況の聴取が一度で完結
- 書類整備(委任契約・印鑑証明等)も同居家族なら最少限
- 事務手数料の削減
本件では家族2名で同居のため、書類整備は最小限で受任完了しました。
ステップ2:最終示談額の確定
受任から約5か月後、相手方本人(担当者)と最終示談合意:
- 運転者(父親)分:約30万円
- 同乗者(ご子息)分:約90万円
- 合計:約120万円
金額の内訳:既に受領済みの人傷保険金(約45万円)および自賠責保険金(約35万円)を控除した最終的な請求額。これらを明確に説明し、相手方本人より一括支払いの承諾を得ました。
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ステップ3:相手方本人からの直接振込
本件では相手方任意保険会社(相手方任意保険会社)ではなく、相手方本人(担当者)が直接振込で支払う方法での合意となりました。これは:
- 過失割合や慰謝料額で相手保と合意できなかった部分
- 相手方本人が「保険会社の枠外で誠意を見せたい」との意向
- 現金即時支払いで早期解決を希望
このパターンは少数派ですが、相手方本人に支払い能力と意思があれば有効な選択肢です。
ステップ4:示談書の設計(追加請求発生なしを明記)
支払い後の追加請求が発生しないよう、示談書には以下を明記:
- 本件示談金額を超える追加請求は発生しない
- 支払い後は相互に債権債務関係なし
- 支払い期限:示談書返送から2週間以内
- 振込先:示談書内に明記
この明確化により、両当事者にとって「終わった」感覚を持てる示談となります。
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ステップ5:振込人名の変更依頼(入金確認のスムーズ化)
相手方本人(担当者)から弁護士事務所への振込にあたり、当初は担当者本人ではなく、担当者の親族名義の口座から振り込まれる予定でした。問題は:
- 振込人名が担当者本人と異なる名義(カタカナ表示等)だと、弁護士事務所で「誰の入金か」即座に判別困難
- 担当者本人の名義での振込が望ましい
解決策:ATM等の振込人名を担当者本人名義に変更して振り込むよう依頼。これにより:
- 弊所での入金確認がスムーズ
- 担当者の名義での記録が残る
- 誤入金防止
ステップ6:報酬金請求と最終処理
示談成立から約2週間後、相手方任意保険会社から報酬金約20万円が弁護士事務所の報酬用口座へ入金。これは:
- ご家族2名分の合計成功報酬
- 消費税込
- 実費約2千円含む
これにより、本件は経済的・事務的にすべて完了しました。
解決の見通し
受任時点:
- 示談書送付・返送完了
- 相手方本人より約120万円振込完了
- ご家族2名への送金処理完了
- 報酬金約20万円受領完了
- 本件はすべて解決
相手方本人からの直接振込のポイント
- 同乗者複数なら同時受任で効率化
- 相手保と合意できない部分は相手方本人と交渉も可
- 振込人名変更で入金確認をスムーズに
- 示談書には追加請求発生なしを明記
- 人傷・自賠責の既払分は最終請求額から控除
同じ立場の方へ
家族で同乗中の事故では、同時受任することで書類整備や交渉を効率化できます。相手方任意保険との交渉が難航する場合でも、相手方本人に支払い能力があれば直接振込で解決できるケースもあります。振込人名の変更といった細かい実務テクニックは、被害者の手元での入金確認をスムーズにし、トラブルを防ぐ重要なポイントです。
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監修:松本 洋明 弁護士(弁護士法人ブライト パートナー弁護士)
弁護士歴16年(63期)・元損保側代理人・年間100件超の交通事故案件を担当。重度後遺障害事案、外国籍被害者対応、素因減額の争い、個人事業主の収入立証など複雑事案に多数の実績。本件は複数の実例をもとに再構成した解説記事です(守秘のため一部を匿名化)。
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