業務災害
業務災害とは
業務災害とは、労働者が業務上の事由によって負傷し、疾病にかかり、障害が残り、または死亡することをいいます(労災保険法7条1項1号)。
業務災害と認められると、療養補償給付・休業補償給付・障害補償給付・遺族補償給付などの労災保険給付を受けることができます。
業務災害の判断基準
業務災害に当たるかどうかは、次の2つの要件で判断されます。
作業中の事故はもちろん、作業の準備・後片付け中、事業場施設内での休憩中の施設に起因する事故、出張中の事故なども業務災害と認められることがあります。
通勤災害との違い
通勤途中の災害は「通勤災害」として別の類型で扱われます。ただし、会社の専用送迎バスでの移動中や、外回りの営業など事業主の支配下での移動中の事故は、業務災害と認められる場合があります。
会社への損害賠償請求
業務災害について会社に安全配慮義務違反(安全設備の不備、教育不足、無理な作業指示など)がある場合、労災保険給付とは別に、会社へ慰謝料を含む損害賠償を請求できます。労災保険では慰謝料が支給されないため、重篤な事故では会社への請求の検討が不可欠です。
労災の損害賠償請求について詳しくは、重篤な労働災害の損害賠償請求もあわせてご覧ください。
