このページは、ご家族の物語/外国籍の方が自転車乗車中の衝突事故で頸髄損傷・重度後遺障害2級を負われた実例を、賠償金の数字よりも「解決までの経緯」「ブライトの戦略」「ご本人・ご家族の道のり」を中心に記録したものです(本記事は複数の解決事案を再構成した解説記事であり、登場人物の属性・金額・事故場所等は実際の事案と異なるように加工しています)。
📝 この記事の3秒結論
- 外国籍被害者の交通事故では「通訳費」が独立の損害項目として認められる
- 頸髄損傷で上肢機能全廃・下肢不全麻痺、後遺障害2級1号、最終請求は9,000万円台後半
- 将来介護費は和解で日額1万円台を基礎に、将来にわたる長期間分をライプニッツ係数で算定し、6,200万円台で合意
- 住宅改造費は既存住宅の改修ではなく「新築の必要性・相当性」も主張可能
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事故の概要

日本国内で配偶者と生活していた外国籍の男性であるご依頼者が、自転車乗車中に交差点で対向車線から右折してきた自動車と衝突する事故に遭われました。相手方が対向直進する自転車の進路を確認しないまま右折したことが事故の原因です。受傷により頸部脊髄の損傷や下肢の骨折等を負い、結果的に上肢機能全廃・下肢不全麻痺(後遺障害2級1号)という重度の後遺障害が残りました。
ご家族からのご相談
ご家族(配偶者やお子様を含むご家族)はご依頼者の介護を担いながら、日本語での医療・法律手続きに苦労されていました。相手方任意保険会社からは「事前認定で2級が確定したので早期示談で解決しましょう」という提案を受けていましたが、ご家族はその金額に違和感を抱き、複数の弁護士事務所をご検討の末ブライトにご相談いただきました。
ブライトの戦略:通訳費・新築住宅改造・人傷活用
外国籍被害者・重度後遺障害事案では、通常の事案にはない独自の損害項目が複数存在します。
- 通訳費の損害性主張:医療機関での説明・リハビリ・行政手続き・法律相談における通訳費を、事故起因の独立損害として計上
- 住宅改造費(新築の必要性):既存住宅は車椅子対応が困難で、新築でないと自立した生活が成り立たない事情を主張
- 将来介護費:和解基準の日額を基礎に、将来にわたる長期間分をライプニッツ係数で算定し、6,200万円台で合意に至りました
- 入院付添看護費:日額水準に応じて算定し、170万円前後で認定されました
- 傷害慰謝料260万円台:重過失・重度傷害として同種の裁判例等を引用
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相手保提示と判例調査
相手方任意保険会社からの当初の提示額は8,000万円台〜8,500万円程度でした。ブライトでは判例調査や福祉サービスの単価水準等の情報を踏まえて損害額を再計算し、最終的な請求額は9,000万円台後半まで引き上げました。交渉の過程では段階的に増額を重ね、最終的に双方合意による解決に至りました。
各種給付との並行処理
本件では、ご依頼者が加入していた障害年金等の社会保障給付や共済からの給付を、民事賠償と並行処理する整理が必要でした。それぞれの給付の損益相殺ルールに従って、最終手取り最大化の組み立てを行いました。
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人傷保険の活用検討
本件は自転車と自動車の衝突事故のため、過失相殺で当方に若干の過失(ヘルメット未装着・速度等)が認定される可能性がありました。その場合に備え、ご自身の人身傷害保険の活用を視野に入れ、過失相殺が生じても手取りが大きく減らないよう設計しました。
同じ立場のご家族へ
外国籍のご家族の交通事故では、「日本語が読めない」「医療・行政手続きが分からない」という二重三重の苦労があります。ブライトでは通訳費の損害性主張をはじめ、外国籍被害者特有の論点を積極的に主張します。相談は何度でも無料。通訳の方の同席もOKです。お気軽にご連絡ください。
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監修:松本 洋明 弁護士(弁護士法人ブライト パートナー弁護士)
弁護士歴16年(63期)・元損保側代理人・年間100件超の交通事故案件を担当。重度後遺障害事案、外国籍被害者対応、素因減額の争い、個人事業主の収入立証など複雑事案に多数の実績。本記事のような重度後遺障害事案も複数手掛けており、本記事はそれらの経験をもとに再構成した解説記事です(守秘のため事案の特定情報は加工しています)。
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