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オフィスの退去に
潜む原状回復の罠

原状回復トラブルとは、単なる「見解の相違」ではありません。
賃貸オフィス特有の商慣習によって、借主が構造的に不利な立場に
置かれることで発生する問題です。

結論

原状回復費用は
平均30〜50%減額できる可能性があります

  • 国交省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」に基づく負担区分の精査
  • 経年劣化・通常損耗を貸主負担に戻す交渉
  • 通常損耗特約の有効性チェック(消費者契約法・判例の射程)
  • A工事・B工事・C工事の区分整理と平米単価相場の検証

※ 減額幅は事案により異なります。まずは見積書1枚で診断いたします。

具体的には、以下の3つの要因が絡み合い、不当な請求額が算出されます。
原状回復トラブル
結果として、多くの企業が「納得はできないが、損害金が増えるよりはマシ」と
泣き寝入りしているのが実情です。

原状回復トラブルに際して弁護士が介入するポイント解説

指定業者制度の壁

オフィス契約の多くは「貸主の指定業者で行う」と定められています。相見積もりが取れず、不透明な高額請求がなされても、借主には対抗手段がないように見えます。
弁護士は、不当に高額な単価や架空の工程が含まれていないか、法的な相当性の観点から厳しく精査し、減額交渉の端緒を開きます。

原状回復ガイドラインの適用

契約書や仕様書が明確でない場合、判断基準となるのは国土交通省の原状回復ガイドラインです。貸主の社内ルールや過去慣行が無条件に優先されるわけではありません。
ここを理解していないまま交渉に入ると、不利な条件を受け入れてしまいがちです。

特約・仕様書の法的効力(通常損耗の負担)

多くのケースで、貸主側は独自の「原状回復仕様書」を根拠に、本来は貸主が負担すべき「通常損耗(自然な劣化)」の修繕費まで借主に請求してきます。
しかし、国土交通省のガイドラインや判例に照らせば、契約書に記載があっても、借主がその内容を具体的に理解・合意していなければ、その特約は無効となる可能性があります。

明け渡しと倍額賃料(損害金)のプレッシャー

最大の問題は、「原状回復工事が完了しない限り、明け渡しは完了せず、その間は、倍額賃料(遅延損害金)が発生する」という契約条項です。
「高額請求を飲まなければ損害金が増え続ける」というプレッシャーから、不当な条件を飲んでしまう借主が後を絶ちません。

しかし法的には、鍵を返却し占有を移転(事実上の支配を放棄)すれば「明け渡し」は成立すると解釈されるケースが多くあります。
弁護士が介入することで、この「損害金の脅し」を無効化し、冷静な価格交渉の場を取り戻します。

電気代の上乗せ請求

ビル側が一括受電した電気を、割増価格で請求されるケースもあります。裁判例では、契約上の根拠がなければ実費相当額しか認められないと判断されることが多く、見過ごせない論点の一つです。

原状回復・賃貸借トラブル対応
専門チームのご紹介

代表弁護士・企業法務担当・実務担当の3名体制で、貴社の交渉を伴走いたします。

賃貸借契約 原状回復対応の2タイミング

同じ「弁護士に相談」でも、契約段階で見ておくのと、退去時に揉めてから相談するのとでは、得られる結果が大きく異なります。

★ 推奨

契約段階で見ておく
(事前予防)

  • すべての条項を交渉できる
  • 不利な特約は契約前に削除・修正
  • 退去時の費用が事前に予測できる
  • 顧問弁護士の通常業務として処理

対応:みんなの法務部(顧問契約)

事後対応

退去時に揉めてから相談
(事後減額)

  • 契約書はそのまま動かない
  • 「契約通り」と貸主に押し切られやすい
  • 請求額は数百万〜数千万円規模
  • 減額決着まで数ヶ月かかることも

対応:原状回復費用減額サービス(成功報酬)

賃貸借契約前に絶対やるべき契約書チェック。
顧問弁護士であれば必ずやります。

ブライトでは、顧問契約に加入いただいた企業様の不動産契約は、原則すべて事前チェックの対象です。退去時の不当請求リスクは、契約段階で潰しておくのが企業法務の常識です。

「みんなの法務部」のご案内 →

契約書段階の
原状回復チェック10項目

事業用賃貸借契約を結ぶ前に、以下10項目を必ず確認してください。
1つでも引っかかれば、契約段階なら交渉で削除・修正の余地があります。

  1. 01

    通常損耗特約の有無と射程

    「退去時は新築同様に戻す」等の包括特約があるか。射程が広すぎる特約は契約段階で削除交渉が可能です。

  2. 02

    原状回復仕様書の存在と内容

    原状回復仕様書の有無と、内容が国交省ガイドラインと整合しているかを確認。

  3. 03

    指定業者制度の縛り

    貸主指定業者でしか工事できない条項か。相見積もりの余地が残されているかを確認。

  4. 04

    A工事・B工事・C工事の区分明文化

    建物本体(A)・貸主指定借主負担(B)・借主自由(C)の区分が契約書で明確に切り分けられているか。

  5. 05

    平米単価の上限規定

    原状回復工事の平米単価に上限が設定されているか。不当な高額請求を防ぐ条項を組み込めるかを検討。

  6. 06

    違約金条項の妥当性

    中途解約違約金の金額・算定根拠が公序良俗の範囲内か。減額交渉の余地を残せる条文設計か。

  7. 07

    倍額賃料(明渡遅延損害金)条項

    「原状回復完了まで倍額賃料」型の条項の有無と、明渡遅延の起算点をどう定義しているか。

  8. 08

    電気代の請求方式

    ビル一括受電時の請求方式(実費 vs 割増)が契約上明確か。割増請求の根拠条項の有無を確認。

  9. 09

    敷金の充当方法・償却条項

    敷金の使途(賃料未払・原状回復費充当)と、償却(返還しない部分)の有無・妥当性を精査。

  10. 10

    更新時の改定条項

    更新料・賃料改定の自動増額条項の有無と、その妥当性。長期運営での負担推移を試算しておくべき項目。

顧問契約「みんなの法務部」なら、上記10項目すべてを契約締結前にチェックします。
単発の契約書チェックも顧問契約の特典としてご提供しています。

「みんなの法務部」を詳しく見る →

ブライトの
原状回復費用減額サービス

3ステップで貴社の負担を最小化します。費用は減額成功時の成功報酬型を基本としており、
まずは見積書1枚で無料診断いたします。

  1. STEP 01

    見積書診断(無料)

    貴社が受領した原状回復見積書をお送りください。当方で各項目を国交省ガイドライン・判例・相場と照合し、減額可能性を診断します。所要約3営業日。

  2. STEP 02

    交渉受任・代理交渉

    受任後は当事務所が貴社の代理人として、貸主・管理会社・工事業者と直接交渉。書面・口頭・必要に応じてZoomでのテーブル交渉まで対応します。

  3. STEP 03

    減額決着・清算

    合意書を取り交わし、減額後の金額で清算。敷金返還とあわせて、退去後の精算を完了させます。

トラブル解決へのアプローチ

現状の課題

現状の課題

賃貸借契約書や原状回復仕様書は、入居時に詳細まで精査されないことがほとんどです。
退去時になって初めて、貸主側に極めて有利なルール(指定業者・広範な工事範囲・倍額賃料規定)が敷かれていることに気づきます。
これを自社だけで覆そうとしても、貸主側は「契約通り」の一点張りで、議論が平行線になりがちです。

弁護士介入の価値

弁護士介入の価値

弁護士の介入は、単なる「値切り」ではありません。契約書と法律(ガイドライン)に基づき、「支払う義務がある範囲」と「不当な要求」を明確に切り分ける作業です。
法的な代理人が立ち、「不当な請求には応じず、場合によっては法的措置も辞さない」という姿勢を示すことで、貸主側の対応は一変します。
感情論ではなく、法的に正しいラインで着地させることこそが、弁護士介入の最大の価値です。

その請求、本当に支払う義務がありますか。
オフィス退去時の原状回復トラブルは、初動対応を誤ると、取り返しのつかない結果につながります。
少しでも疑問を感じた段階で、一度、法的視点からの確認をおすすめします。

原状回復トラブルを
弁護士に相談

よくある質問

Q1. 退去後でも減額交渉は可能ですか?
可能です。請求書受領後・支払前であれば交渉余地は十分残っています。すでに支払済みの場合も、過払い分の返還請求が可能なケースがあります。
Q2. 費用はどれくらいかかりますか?
原則として成功報酬型(減額額の◯%)を基本としています。見積書診断は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
Q3. 退去スケジュールが迫っていても間に合いますか?
退去前の段階でご相談いただくほうが選択肢は広がります。ただし、退去後でも対応可能なケースは多くあります。
Q4. 大阪以外の物件でも対応してもらえますか?
はい、東京・名古屋・福岡など全国対応しています。Zoom等を活用した遠隔対応も整備済みです。
Q5. 顧問契約に加入しなくても相談できますか?
もちろん可能です。単発の原状回復案件のみのご相談・受任も承っております。継続的な企業法務サポートが必要な場合は「みんなの法務部」もご検討ください。

まずは見積書1枚で
無料診断いたします

原状回復費用の請求書をお手元にご用意のうえ、下記からお問い合わせください。
3営業日以内に診断結果をお返しします。

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