このページは、会社員の方の物語/駐車場停車中にフェラーリが接触被害を受けた実例を、賠償金の数字よりも「解決までの経緯」「ブライトの戦略」を中心に記録したものです(守秘のため、登場する属性・数値等は本質的な論点に影響しない範囲で再構成しています)。
📝 この記事の3秒結論
- フェラーリの駐車場停車中接触被害は典型的な評価損争点事案
- 修理費450万円に加えて「評価損」として30%(135万円)を請求可能
- 評価損は修理後の市場価値下落分、希少車・新車は認定されやすい
- LAC基準で弁護士費用カバー、自己負担なしで戦える
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事故の概要
会社員のご依頼者様が所有するフェラーリが、駐車場に停車中、第三者の運転する車両に接触される被害事故に遭われました。過失割合は明らかに0:100(停車中の物損事故)。
修理費は概算で約450万円。フェラーリは部品の調達に時間がかかり、見積もり確定にも一定の期間を要しました。
相談の経緯
修理工場への部品手配が整い、事故から数か月後に本格的な修理作業に入りました。修理完了の見込みは1か月程度でしたが、納車時期は当初未確定でした。
ご依頼者様からブライトに「修理費に加えて、修理後の市場価値下落分を評価損として請求できないか」というご相談がありました。
評価損とは
評価損とは、事故車両を修理しても完全に元の状態には戻らず、修理歴がある車両として市場価値が下落する分の損害です。「修理費」とは別に「評価損」として請求します。
評価損が認められやすい条件:
- 新車(登録から1〜3年以内)
- 高級車・希少車(フェラーリ・ポルシェ・ベンツ等)
- 修理費が車両時価額の30〜50%以上
- 骨格部分(フレーム・ピラー)の修理
本件のフェラーリは典型的な該当事案です。
評価損30%の主張根拠
ブライトでは評価損を修理費の30%(約135万円)として請求する戦略を立てました。
主張根拠:
- フェラーリは中古市場でも高い流通性を持つ希少車
- 修理歴ありとなれば中古市場での価格下落は確実
- 過去の判例で30〜50%の評価損認定例あり
- 修理費450万円×30%=135万円が現実的な認定ライン
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示談 vs 訴訟の判断
評価損は相手保が任意で認める例が少なく、訴訟段階での判断になることが多い項目です。
- 示談段階:評価損ゼロまたは10〜20%が一般的
- 訴訟段階:判例ベースで30〜50%認定の余地
本件では、訴訟提起も視野に交渉を進めた結果、最終的に裁判基準に近い水準で相手方保険会社との示談が成立し、修理費と評価損を合わせた総額約585万円規模での解決に至りました。
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修理工場との連携
修理工場と密に連携し、修理状況を定期報告。修理完了→納車→評価損請求の流れを設計しました。修理完了後は、修理工場の見積書・修理明細書を証拠として整理し、示談交渉に活用しました。
同じ立場の方へ
高級車・希少車の被害事故では、修理費+評価損の二段構えで請求するのが基本戦略です。LAC(弁護士費用特約)を活用すれば自己負担なしで戦えます。フェラーリ・高級輸入車の事故では、必ず弁護士相談を。
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監修:松本 洋明 弁護士(弁護士法人ブライト)
弁護士歴16年(63期)・元損保側代理人・年間100件超の交通事故案件を担当。重度後遺障害事案、外国籍被害者対応、素因減額の争い、個人事業主の収入立証など複雑事案に多数の実績。本記事は、実際の解決事例を基に、守秘のため属性・数値等を再構成して紹介しています。
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